羽生結弦選手は帰国を予定せず練習拠点トロントで治療に専念へ
羽生結弦選手の15-16シーズン世界フィギュア選手権は
早朝エキシビションの演技により、最後の舞台は幕を閉じました。
今シーズンの世界フィギュアはアメリカのボストン開催でしたが
羽生結弦選手は日本に帰国を予定しないと、午後になって報じられます。
当初は世界フィギュア最終日ということから
エキシビションやらバンケットなど、スケジュールが立て続き
何からブログに書こうかと考えをめぐらせました。
しかし地上波のエキシビション鑑賞を終えたら
いつも以上に果てしないほど、大きな喪失感が広がります…
さらに気持ちが、なお一層に落ち着かないことから
まず羽生結弦選手の報道についてテーマにしたいと思います。
きっと気になる人が多いだろうし。
特にフリーFSに関して調子が極端に落ち
少しばかり不思議な思いを引きずり
心のどこかで、くすぶる気持ちが残りました。
だからショートSPの好調さを期待して
地上波から視聴した多くの人によりFS演技について
羽生ショックとまでいわれる現象に陥ったのかもしれないと。
あれほど好調なSPから、今回のFSまで調子を落とすことに
やはり羽生結弦選手であれば足の不調を知り
とっても不本意ですが、それでも一番呑み込みやすい理由でした。
FSの敗因についてメディアにより、いろいろ推測され
自分としては、高橋大輔さんの意見がもっとも納得するものでした。
フジテレビのどの番組による発言か、詳細は忘れてしまいましたが。
昨日の内容でも触れましたが
ボストンは予想以上にリンクが暑いんじゃないかと。
あと競技日程が1日空くことで、その間にいろいろ考えすぎてしまい
つい力が入ることで身体が硬くなり
ジャンプの精彩を欠く原因になったのかもしれないと。
それから最終グループで滑走順が2番目というのは
今シーズンは、どちらかというと終盤で滑っているので
それも羽生結弦選手の心理的に影響があったことは考えられると。
もちろん、いずれも可能性ですが。
これら高橋大輔さんの意見が
もっとも説得力がある言葉として伝わりましたが
それでも微かに、違和感のようなものが残ったのかもしれません。
ただ羽生結弦選手の左足の不調は
世界フィギュア以前から、漏れ聞こえていました。
それも、当然ながら心をよぎりましたが
羽生結弦選手から発表することがない限りは
そこは考えに、なるべく入れないようにはしましたが。
しかし正直なところ、まったく考えないのは難しい事態でした。
まず世界フィギュア直前にFS「SEIMEI」後半について
プログラム変更が報じられ
4回転トゥループがサルコウによるコンビネーションジャンプになると。
その理由について羽生結弦選手としては
よりプログラムの完成度を高めたい、という考えからとの発言でした。
さらに、公式練習当初の取材によると
「いろいろ構成を組み替えて試した結果。
なんとなく後半の曲のリズムがサルコウに合っている」と
理由を説明したそうです。
以前にも書きましたが、羽生結弦選手はフレンズにより
エッジ系ジャンプが得意という発言からも
完成度や、リズムに合わせやすいだろうと納得する主張でした。
だからとトゥループを入れない構成は考えられないし。
もし左足の甲に痛みがあればトゥ系のジャンプだと
負荷が心配になるだろうな~と。
その段階では、どの程度なのかまったく不明でしたが。
どうしてもトゥループは踏み切りに
左つま先で、氷を蹴る動作がありますからね~
そして今シーズンがすべて終了してから
羽生結弦選手は、足に損傷を抱える体調だと明かしました。
報道によると羽生結弦選手は、左足の甲の靱帯損傷の治療に
日本へ帰国は予定せず、練習拠点のトロントへ向かうと伝えます。
やっと治療に専念できることへ
もしかしたら羽生結弦選手は安堵しているかもしれませんね…
すべてのメディア報道や、記事に目を通したわけではありませんが
足の甲にシーズン序盤から痛みがあり
年明けから状態が悪化したとも報じられます。
また一部で、羽生結弦選手は全日本フィギュアの頃から
すでに左足に痛みを訴えていて
1月のアイスショーは痛み止めを打ち、出演していたともみられます。
だから一部のファンの間では噂になっていたみたい。
ネットでも怪我らしき内容を、ちらほら見かけました。
しかし羽生結弦選手は一切、自分からオフィシャルには公言してないので
今回の報道により知る人が大多数なのは当然です。
羽生結弦選手はおこなわれたばかりのエキシビション直前に
取材に応じたみたいです。
「長年の衝撃の蓄積だとか、そういうこともあったと思うけど
原因は練習の仕方にあったと思う」と話したそうです。
これも昨日書きましたが、羽生結弦選手の語る敗因の代表的な言葉とは
「身体と心のバランスがとりきれなかったかな」
「ずっと緊張していた」でした。
ずっと緊張していた心理とは
もっとも体調のことが影響しても不思議ではありませんよね。
どうしても足の不調となればスケーターとして
かなり不安になるリスクではないでしょうか?
しかも昨夜の放送において、試合から一夜明けた発言でも
羽生結弦選手はスケートがしたいと語るくらいです。
これらすべて意識して「神様が与えてくれた試練」という言葉として
羽生結弦選手は伝えたかもしれないし…
羽生結弦選手はずっと強い気持ちを維持して
早朝のエキシビションまで滑りきったことを考えると
いろんな想いを感じながら
多くの人が「天と地のレクイエム」を鑑賞したのでは?
世界の舞台で「天と地のレクイエム」を届けたいという
羽生結弦選手の想いが迫り、美しさが心に染みわたる演技でした…
そして最後に羽生結弦選手の表情はいつも印象的ですが
深い痛みや祈りが繊細に描かれ、記憶に刻まれる最後のステージでした。
そして羽生結弦選手は、こんな健気な言葉をファンに贈ります。
「オフシーズンではアイスショーで
皆さんにお会いできることを楽しみにしています」
この画像は両手に素敵な花の乙女、満開に花咲く可憐な大和撫子~♪
今年は満開の桜を、桜の花のごとく美しく儚げな羽生結弦選手は
日本で目にすることがないとは、さすがに切ないですけどね…
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