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福井県福井市のランドセル仲介事業に、喜びの声が多数!

投稿日:2019年2月14日 更新日:

写真AC(https://www.photo-ac.com/)

ランポ
福井市は、使われなくなったランドセルを、経済的に購入が困難という家庭に贈られるように仲介する取り組みを継続するようだ。

高額なランドセルは、経済的に厳しい家庭にとっては悩ましい問題です。
その問題に対して、福井県福井市が「ランドセル仲介事業」をおこない、予想を超える反響が上がってます。
もう使用しなくなったランドセルを集め、必要な家庭に贈るというものです。
詳しく見ていきましょう。

このニュースのポイント

  1. 福井県福井市が2018年5月に募集開始、2019年も事業拡大、継続が決定
  2. 経済的に厳しい家庭にはランドセルが買えないという背景がある
  3. 2019年度ではランドセルの修繕費用のための寄付受付も開始

<公式ニュースの引用>
使われなくなったランドセルを募り、必要としている家庭に贈る福井県福井市の「ランドセルもらってんで事業」が好評だ。昨年5月に募集、提供を始めて以降、3月1日までに54個を仲介。多くの子どもたちが喜んでおり、2019年度の事業継続、拡大が決まった。入学や転校のシーズンを前に、市子ども福祉課の担当者は「ランドセルが必要な方はぜひもらいに来て」と引き続き呼び掛けている。

福井県福井市が2018年5月に募集開始、2019年も事業拡大、継続が決定

ランポ
提供開始から54個の仲介をしている。今後の事業拡大にも期待されるな。

福井県福井市がはじめた「ランドセルもらってんで事業」
使われなくなったランドセルを集め、理由があって購入が困難な家庭に贈るという事業を2018年5月からはじめています。
2019年3月1日時点ですでに54個の仲介を行い、大きな反響と喜びの声が上がっています。
市はこれを受けて、2019年度も事業の継続と拡大を決めています。

経済的に厳しい家庭にはランドセルが買えないという背景がある

ランポ
高額なランドセルは、貧困家庭には購入が困難なため、悩んでいる親も多いようだ。

家庭の経済的事情や、転校先の学校の規定などでランドセルの入手が困難な家庭もあります。
このような声に答える形で始まった事業ですが、事業費は一切かかっていないそうです。
集めるランドセルの条件は「6年間の使用に耐えられるもの」です。
しかし、集まっても一部では内側や表面の汚れや傷、鍵が壊れているなどで提供できないと言ったこともありました。

2019年度ではランドセルの修繕費用のための寄付も開始

ランポ
寄付が集まれば、約30個のランドセルが修繕後に提供可能になるようだ。

善意でいただいたランドセルでも、表面に大きな傷などがあればやはり提供は難しく、そこが悩みでした。
そこで市は、2019年度よりランドセル修繕のための寄付を募ることに。
想定の額が集まれば、およそ30個が修繕可能になるとのことです。

SNSからの声

このニュースを受けて世間からはどのような反応が上がっているのでしょうか?
SNSから主な声を一部ご紹介します。

「いいねぇ~~~(^_-)-☆」

「6年間しか使わないのに何で5万もするランドセルを使わないといかんのかね 普通の鞄でも機能的に問題ないだろうに」

とっても頑丈な作りのランドセル。 この取り組みで長く使ってもらえれば、ランドセルも喜びますね!

「小さな事かもしれないですが、とても良い活動だと思いました。使えるものを使うだけでなく、受け継がれる優しさを感じます。」

「そもそも小学生が使うカバンがランドセルじゃないといけない理由ってあるのか?」

「孫のためにと、祖父母が買ってくれるなら良いが、 安いものでも3万~4万円はする。それが良いものだと、都市部の家賃ぐらいはするからね。 これは良い事業(サービス)だ!」

「素晴らしい試み。」

「これめっちゃいいじゃん!皆廃棄できなくて困ってるでしょ。身近には「アフガニスタンに寄付(但し豚革不可)」があったけと、それより余程いい!」

「ランドセル、平均で4万円近くとも。なぜ義務教育を受けるのにこれほどお金がかかるのでしょうか。ランドセルの義務化をやめるか、保護者の負担を減らすための努力を政治が行うべきです。 」

凄くいい取り組み。是非我が町にも提言したい。

「これすごくいいと思う。」

ランポ
圧倒的に良い取り組みだと評価する声が多数だな。同時に、ランドセルそのものについての疑問の声もわずかながらあるようだ。

まとめ

ランポ
これから1つでも多く、ランドセルが必要な家庭に渡るようにさらなる事業の発展が望まれるな。

楽しみな入学ですが、ランドセルの購入に悩むご家庭があるのも事実
少しでも多くこの取り組みが他の地域でも広まり、1つでも多くのランドセルが有効に活用されると、喜ぶ家庭も増えそうですね。

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