
生活雑貨を展開する無印良品の天然水と炭酸水から、発がん性物質が検出されました。
日本の店舗や通販サイトはもちろん、香港や台湾にもすでに輸出済みで、無印良品を運営する良品計画は、すでに該当商品を販売を停止・約59万本の回収を進めています。
今回の発がん性物質は「臭素酸」でした。
「臭素酸」とは一体何なのでしょうか?見ていきましょう。
今回のニュースのポイント
- 発がん性物質が検出されたのは無印良品の天然水と炭酸水
- 今のところ健康被害による報告はない
- 今回検出された発がん性物質の臭素酸とは
<公式ニュースの引用>
「無印良品」を展開している良品計画は22日、ペットボトル入りのミネラルウォーター「天然水」と「炭酸水」の計59万本ほどを自主回収すると発表した。その一部から、基準値を超える発がん性物質の臭素酸が検出された。
発がん性物質が検出された無印良品の該当商品

発がん性物質が検出された、無印良品の該当商品は以下の3商品です。
- 500mlの天然水(賞味期限2020年1月25日まで)
- 330mlの天然水(賞味期限2020年2月7日まで)
- 430mlの炭酸水(賞味期限2019年7月26日まで)
今のところ健康被害による報告はない

今のところでは、今回の件で特に健康被害があったという報告はないようです。
今回検出された発がん性物質の臭素酸とは

無印良品の天然水と炭酸水から検出された臭素酸とは一体何なのでしょうか?
臭素酸は、ミネラルウォーターなどを消毒する時に副生成物として発生する物質です。
有毒であり、発がん性があるのですが大量に摂取しないと影響はありません。
以前まではパンなどの食品添加物としても使用されていました。
食品衛生法の基準値の2倍なら0.02㎎ですが、これが1リットルの水に含まれていたとしても、1日に約27リットル飲まないと発がんの可能性は低いとされています。
SNSからの声
今回の件を受けて、世間からはどのような反応が上がっているのでしょうか?
SNSから国民の声を一部ご紹介します。
「記事には、台湾に輸出する際に分かったとの事が書いてあった。。」
「ラベルの表記を鵜呑みにしたらダメとはよく聞くけど。。無印ブランドを信じてただけに残念。」
「無印の発がん性物質何が発見されたんかな~って思ってたら臭素酸か。 なんでそんなもん入るん???? コンタミか?」
「よく無印のバームクーヘン食べてるんだけど、他の物も入ってないか心配になるわ(๑╹ω╹๑ )💦」
「無印のミネラルウォーターに発がん性物質の臭素酸で59万本自主回収か。と言っても1日20~30L飲んだららしいですけどね。 」
「毎日飲む「水」がこんな危険なのはもってのほか… 人々の心配が増える。 」
「無印×天然水 なんて、むしろ体にいいイメージしか湧かないのに。 」
「衝撃的だけどちゃんとその情報を公開してくれるから信頼できる 安心と信頼はぜんぜんちがう」
「臭素酸って、ヤ◯ザキパンの小麦改良剤にも添加されていたやつですよね?」
「ペットボトルってこういうの多くないか?」
「無印良品の化粧水貧乏人にとってコスパ最強でずっと使ってるんだけど、発がん性基準値越えで水回収してるの聞いてちょっと関係あるかわからないけど使うのこわくなったァ・・。」

まとめ

誰もになじみのある無印良品。
安定のブランドイメージがあっただけに、今回の件では残念がる声が多く聞こえました。
今後の同ブランドの食品系への購入にも影響が出そうです。