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猛毒のヒアリはワサビが弱点!?

投稿日:2019年2月20日 更新日:

写真AC(https://www.photo-ac.com/)

ランポ
世界の侵略的外来種のワースト100選に入る猛毒のヒアリだが、ワサビの辛味成分が有効との検証結果が出たようだな。

日本のアリ学の研究者が、ヒアリにはワサビの辛味成分AITCが有効であるという事実を発表しました。
日本でもコンテナなどから発見されて過去にもニュースになりましたが、ヒアリのまさかの弱点発見に、今後の予防策に有効な手段が講じられそうな予感です。
詳しく見ていきましょう。

このニュースのポイント

  1. 猛毒のヒアリにはワサビの辛味成分AITCが有効
  2. 今後、ヒアリが日本に侵入するのを予防するのに役立つ可能性が高い
  3. AITCはすでにお弁当用の防腐剤や、エアコンのカビ防止などに活用されている

<公式ニュースの引用>
強い毒を持つ外来種のヒアリも、ワサビの辛み成分には勝てないらしい。兵庫県立大の橋本佳明准教授(アリ学)らがその実態を突き止め、日本応用動物昆虫学会の英字誌オンライン版に発表した。日本への侵入を防ぐのに役立つ可能性があるという。

猛毒のヒアリにはワサビの辛味成分AITCが有効

ランポ
今回の発見は、日本のアリ学の研究者によるものだ。

アリ学者の研究者による実験で、ヒアリにはワサビの辛味成分が有効であると発見されました。
ワサビの辛味成分であるAITC(アリルイソチオシアネート)を入れたカプセルを練り込み、それを使用したワサビシートを用意。
その効果を検証した結果、ヒアリは死んでいたという結果が得られたようです。

今後、ヒアリが日本に侵入するのを予防するのに役立つ可能性が高い

ランポ
ヒアリを他国へ拡散させない、また他国から日本へ入れないための対策に大きく役立ちそうだな。

ヒアリの弱点であるワサビの辛味成分AITC(アリルイソチオシアネート)を練り込んだワサビシートを、他国と自国間を行き交う積み荷などにかぶせることで、ヒアリによるこれ以上の被害を防げる可能性があるようです。
技術がさらに進化して、ヒアリ防止の効果が安定すれば世界中で役に立ちます。
研究者たちは、さらなる技術の開発を急いでいるようです。

AITCはすでにお弁当用の防腐剤や、エアコンのカビ防止などに活用している

ランポ
AITCは聞き慣れないかもしれないが、私達の生活ですでに有効的に活用されているぞ。

ワサビの辛味成分であるAITC(アリルイソチオシアネート)は、すでにエアコンのカビ発生防止や、お弁当の防腐剤、抗菌シートなど私達の身近で使われています。
今後ヒアリの防止にも更に役立てば、他でも応用方法が広がりそうですね。

SNSからの声

今回のニュースを受けて、世間の反応はどうなのでしょうか?
SNSから主な声を一部ご紹介します。

「ヒアリがわさびに勝てないっておもしろいな」

「アリルイソチアシアネート、ヒアリ撃沈、か。防腐剤、エアコンの黴&悪臭防止に既に使用。ふーん🙁」

「殺虫かと思ったらワサビシートで荷物を覆う工夫なのね😃✨」

「これは、素晴らしい研究結果。 ワサビシートが、ヒアリ対策に効果あるのかも。」

「ヒアリは数世代でワサビに耐性を持ちそうだなあ 昆虫は世代交代のサイクルが短いから手に負えん🐞」

「そのうちワサビに耐性のあるヒアリ出てくると思うよ」

「あれだけ猛威を振るってるヒアリがワサビに勝てないって凄いな」

「毒ヒアリはワサビに勝てず って言うけど、唐辛子とかはどうなんだろう🤔」

「ワサビの各種成分、自分以外の植物や、害虫を周囲から駆逐する働きが有るけど、間抜けにもワサビ自身にも有害なので、自然界でワサビが大きく育ち難い原因。」

「猛毒ヒアリに対して、ワサビシートですら役に立つのだな。ワサビ本体だけでなく。」

「強い毒を持つ外来種のヒアリも、ワサビの辛み成分には勝てないらしい へええええ。ワサビも大したもんだな。」

「ヒアリとワサビのニュース、他にも応用のききそうな話だね。」

ランポ
今回の発見に、大きな期待の声を抱く声が多数だな。今後に期待できそうだ。

ヒアリとは?

ランポ
ヒアリは世界の侵略的外来種のワースト100選にも入ってる。殺人アリという異名もあるな。

ヒアリとはご存知、猛毒を持つアリです。
南米大陸原産で、アルカロイド系の毒を持っています。
アナフィラキシーショックが起きれば死亡に至ることもあり、殺人アリとも呼ばれています。
そのため、今回の発見は今後のヒアリ予防に大きく期待されています。

まとめ

ランポ
さらに技術が進化すれば、今後のヒアリ対策はもっと強固なものになる可能性は十分あるな。

猛毒ヒアリによる世界的な被害も、今回の研究結果がさらに進化すれば、世界的にも大きく役立つ可能性を秘めています。
今後の技術発展に期待ですね。

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