ホテルに備え付けの電気ケトルなどが利用者によって持ち帰られ、ホテル業界では困惑が広がっているようです。
当然、損失になることからホテル側もそれぞれ対策に乗り出してきました。
そもそも、ホテルの備品で持ち帰って良いものと悪いものの区別はどこでつけるのでしょうか?
詳しく見ていきましょう。
このニュースのポイント
- ホテルの備品である電気ケトルなどを持ち帰り、ホテル業界では困惑状態
- 持ち帰っても大丈夫なホテルの備品とは?
- ホテル側でも持ち帰りに対する対策が進んでいる
<公式ニュースの引用>
ホテルの部屋にあるシャンプーやタオルといった備品。持ち帰っていいものといけないものは何なのか。ネットでは「意外と線引きが分からない」といった声が上がっている。そうした中、高額な備品を無断で持ち帰る人が増え、多額の被害が出るなど、ホテル業界では困惑が広がっている。
ホテルの備品である電気ケトルなどを持ち帰り、ホテル業界では困惑状態
東京にある、とある高級ホテルでは、たまに電気ケトルがなくなるという事態が起きています。
これはホテル客の持ち帰りによるもので、ホテル業界では非常に困惑しています。
そのホテルでは8,000円ほどする電気ケトル。
そして、なんとルームウェアが一番多く持ち帰られているようです。
備品を持ち帰られてしまえば、当然ホテル側の損失になってしまっている状態です。
持ち帰っても大丈夫なホテルの備品とは?
明らかに備品とわかるものから、歯ブラシなどの消耗品・・。
ホテルの備品はどこまでが持ち帰りOKなのでしょうか?
明文化されていないホテルが多いため、基準がわからないという声も相次いでいます。
前述のホテルでは、「ボトルに入ったシャンプー、タオル、当然ルームウェアもNG」とのことです。
一般的なホテルでは、消耗品であるひげ剃りや歯ブラシなどはOK。小分けのボディーソープやシャンプーもOK。
タオルや、ボトルに入ったシャンプーなどはNGです。
ホテル側でも持ち帰りに対する対策が進んでいる
このような事態を受けて、各ホテルでも持ち帰る帽子の対策が進んでいます。
前述のホテルでは、ルームウェアは1万円で販売する形に。
他のホテルでも、相次いでいたボールペンやメモ帳の持ち帰りに対して注意書きを添えることで減少に繋がりました。
さらに、タオルにICタグを付けることでどの部屋のタオルが無くなったかすぐにわかるように。
これをホテルの利用者に認知させることで持ち帰りの抑制をはかっています。
SNSからの声
今回のニュースを受けて、世間ではどのような反応が上がっているのでしょうか?
SNSから主な声を一部ご紹介します。
「普通に考えて持って帰れるもの帰れないものの区別はつくと思うけどな…(´ε`;) 」
「いやいや、常識的に考えてタオルとかルームウェアなんて持って帰らないやろ・・・ 電気ケトルとかただの窃盗やんけ」
「こんなの「自分の家だったら持ち帰りをどこまで許す?」で判断できるんじゃないの? 」
「申し訳ないが、持ち帰りNGならそう明記しなきゃダメよ。『そんなのわかるだろ』は通用しないよ 」
「外国人かな? 普通に考えて電子ケトル無料で持ち帰りOKなんてホテルあるかよ(;´Д`) 」
「物品ごとに紛失時の請求額を規約に記載し、予約時にクレカ登録必須にする。 そしてチェックアウト後紛失または汚損していればクレカに請求。それで良い」
「消耗品だけでしょ?普通に考えて窃盗じゃないですか笑 宿泊時に名前や住所記入するんだから、ホテル側も泣き寝入りしなくていいのでは?」
「ケトルを持ち帰るというのはなかなかの超人的な神経の持ち主」
「明文化するしかないでしょ」
「電気ケトルは前の人が何したか分からないから、気持ち悪くて使えない。そもそも荷物になるだけなんだから、備品を持って帰るという発想がない」
「消耗品と備品の区別がつかない人が多いと……タオルとか、百均のみたいなペラいんじゃないんだから分かりそうなモンだと思うがなあ」
「普通に窃盗だと思うんだけど、どういう神経してタオルやルームウェアやケトルを持ち帰るの?しかもホテルに泊まってるのっていい歳した大人でしょ?これで人の親や会社の上司だったら怖すぎなんだけど…。。」
まとめ
備品の持ち帰りが増えれば、今まで無料で貸し出されていたアイテムもどんどん有料化になる可能性があります。
快適にホテルを利用するためにも、利用者には正しい理解が求められますね。